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転職エージェントの選び方。うまく活用するポイント3選+1

転職エージェントを利用しようと思ったとき、あなたはどのような選び方をしますか?

選ぶ基準や他社との違いがわからないと、自分に合う転職エージェントを選べないですよね。転職活動が効率的にできなくて、ストレスがたまってしまいます。

この記事では、「転職エージェントの選び方のポイント」について説明しています。この記事を読めば、自分に合うエージェントの選び方がわかるでしょう。

筆者が実際に利用した転職エージェントも紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2800307)

転職エージェントの選び方は、アドバイザーとの相性が9割

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最初に言ってしまうと、転職エージェントをうまく活用できるかどうかの最大のポイントはアドバイザーとの相性です。

転職エージェントに登録すると、担当アドバイザーと面談をすることになります。そこで信用できるアドバイザーを見つけられるかが、転職活動に大きく影響するでしょう。

自分に合うアドバイザーを見つけるには、複数社のアドバイザーと話して比較するのが良いでしょう。転職エージェントを変えずに、アドバイザーだけを変更してもらうことも可能です。

転職はまわりに相談しづらい内容も多く、孤独になりがちです。不安を感じたときに素直になんでも相談できる、信用できるアドバイザーを探してみてください。

転職エージェントの選び方3つのポイント

ひと言で「転職エージェント」と言っても、その形態はさまざまです。

アドバイザーとの相性以外にも、転職エージェントを比較するための「選び方のポイント」があります。以下に3つあげて説明しましょう。

転職エージェントの選び方のポイント
  • 総合型か特化型か
  • 転職ノウハウが豊富か
  • 求人が探しやすいか

効率的に転職活動を進めるためには、複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。筆者は3社の転職エージェントを利用して、2ヶ月で転職を決めました。

特徴の違う転職エージェントをバランス良く登録することで、それぞれのメリットを活かすことができます。次の章から選び方のポイントについて、1つずつ見ていきましょう。

転職エージェントの選び方① 総合型か特化型か

転職エージェントの選び方の1つ目は、「総合型か特化型か」です。それぞれの代表的な転職エージェントを、以下にあげてみましょう。

総合型 ・リクルートエージェント
・doda
・マイナビエージェント
特化型 ・enミドルの転職(30~40代に特化)
・マイナビ薬剤師(薬剤師に特化)
・ギークリー(IT、WEB業界に特化)

総合型は幅広い業界や職種の求人を、全体的に取り扱っている転職エージェントです。反対に特化型は、業界や職種、年代などを限定してより専門的な質の高い求人を取り扱っています。

あたり前かもしれませんが、自分の希望求人が多い転職エージェントを選ぶ必要があります。やりたいことが明確に決まっているなら、特化型を選ぶと良いでしょう。

しかし、特化型は候補となる求人が少ないと、放置されてしまう可能性もあります。複数の転職エージェントに登録し、そのうち1社は総合型にするなど、バランスを見ると良いでしょう。

転職エージェントの選び方② 転職ノウハウが豊富か

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転職エージェントの選び方の2つ目は、「転職ノウハウが豊富か」です。転職活動には履歴書などの書き方や面接のマナーなど、知っておくべきことがたくさんあります。

転職エージェントのサイトでは、それらの情報をまとめているものが多いです。とはいえ、すべて見るのは不可能なので、必要なものを必要なときに見られるようにしましょう。

中には1つのこと、例えば『面接対策』のために、動画・テキスト・ウェビナーなど複数のツールを用意してくれている転職エージェントもあります。

転職ノウハウについては、総合型の転職エージェントが情報量が多く優れています。転職ノウハウを確認するためにも、1社は総合型に登録しておくのが良いでしょう。

転職エージェントの選び方③ 求人が探しやすいか

転職エージェントの選び方の3つ目は、「求人が探しやすいか」です。

転職エージェントに登録すると、自分の条件に近い求人がメールで届くようになります。しかし、効率的な転職活動のためには、それ以外に自分で探すこともした方が良いでしょう。

自分で求人を探す際、検索の仕方や表示画面の見やすさはとても重要になります。転職エージェントによっては、非公開求人で情報が一部開示されないものもあるでしょう。

情報が探しにくい、見づらいなどのモヤモヤがあると、ストレスを感じてしまいます。実際に使ってみて、求人を探しやすい転職エージェントを見つけましょう。

筆者の選び方を紹介。実際に利用した3つのエージェント

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ここからは、筆者が実際に登録して利用した転職エージェントについて紹介します。それは以下の3社です。

実際に利用したエージェント
  • リクルートエージェント
  • doda
  • ワークポート

次の章から1つずつ、筆者がどう考えたかその経験をふまえて紹介します。筆者は結果的に総合型の転職エージェントばかり利用することになりました。

もちろん、自分のやりたい仕事がはっきりしている人は、より特化した転職エージェントを利用するのが良いでしょう。

気になった転職エージェントには、まずは気軽に登録してみることをおすすめします。こちらから積極的に行動することで、転職活動を有利に進められるでしょう。

実際に利用した転職エージェント① リクルートエージェント

実際に利用したエージェントの1社目は、リクルートエージェントです。やはり「転職といえばリクルート系」というイメージがあり、一番はじめに登録しました。

リクルート系の転職サイトには、特徴の異なる以下の3つがあります。

リクルート系の転職サイト
  • リクナビNEXT
  • リクルートエージェント
  • リクルートダイレクトスカウト

アドバイザーに聞いた話によると、この3つは同じリクルート系ですが、サービスの独立性を確保するためにわざと情報連携をしていないそうです。

総合力という意味でも、リクルートエージェントは登録しておいて損はないでしょう。ちなみに、筆者は多くの求人を見たいと思い、リクナビNEXTにも登録しました。

実際に利用した転職エージェント② doda

実際に利用したエージェントの2社目は、dodaです。dodaもリクルートエージェントと同様、幅広いジャンルの求人があり多くの年齢層に利用されています。

筆者はリクルートエージェントと比較するための総合型サイトとして、dodaに登録しました。

dodaの特徴は、転職サイトでもありエージェントサービスでもあることです。転職サイトとして自分で求人を探しながら、アドバイザーのサポートも受けられるという利点があります。

他にも、公開前の求人を先にメールで紹介してもらえるなど、便利なサービスもあります。アドバイザーとの相性もあり、最終的に筆者はdodaをメインに転職活動を進めました。

dodaの転職エージェントサービスとは?特徴と活用法を説明あなたはdodaの転職エージェントサービスを知っていますか?「dodaって転職サイトでしょ?」と思った人もいるかもしれません。 じ...

実際に利用した転職エージェント③ ワークポート

実際に利用したエージェントの3社目は、ワークポートです。ワークポートはITなどに特化した転職エージェントでしたが、現在は総合型と位置づけられています。

実は筆者は、最初からワークポートを選んだわけではありませんでした。筆者が選んで登録したのは「ビズリーチ」だったからです。

ビズリーチは、登録することで企業や提携エージェントからスカウトが来る「スカウト型」の転職サイトです。ビズリーチの登録を見て、サポート依頼をしてきたのがワークポートでした。

ワークポートに登録すると、「e-コンシェル」というアプリでやり取りすることになります。筆者の場合は自分に合う求人があまりなく、残念ながら連絡が途絶えてしまいました。

自分に合う転職エージェントで、積極的に行動しよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24191779

今回は「転職エージェントの選び方のポイント」について説明しました。

この記事を読み終わったら、まず1社転職エージェントに登録してみてください。そしてアドバイザーとの相性や転職エージェントの特徴を見ながら、3社程度登録できると良いでしょう。

最後の大切なことを言うと、転職エージェントはあくまでサポートです。あなたが理想の転職を実現するための、ツールにすぎません。

転職エージェントの選び方も大切ですが、なにより自分で積極的に行動することが重要です。その行動の積み重ねがやがて大きな差となり、理想の転職につながるでしょう。