あなたはdodaの転職エージェントサービスを知っていますか?「dodaって転職サイトでしょ?」と思った人もいるかもしれません。
じつはdodaは転職サイトであり、転職エージェントでもあり、転職スカウトサイトでもあるのです。
この記事では、dodaの特徴と活用法について説明しています。この記事を読めば、あなたもdodaを活用して転職活動を効率的に進められるでしょう。
実際に筆者も、dodaの転職エージェントサービスを活用して転職を実現しました。その経験もふまえて説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
(アイキャッチ画像出典:出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4723011)
転職サイトdodaの3つの特徴
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する、総合型の転職サイトです。大手転職サイトの1つと認識されているdodaの特徴について、3つあげて説明します。
- 3通りの使い方がある
- 求人の幅が広い
- 転職ノウハウが充実している
筆者はdodaを活用し、2ヶ月で転職を実現しました。22社書類選考を応募しましたが、そのうち20社はdodaから応募しています。
これは、自分がやりやすい転職エージェントに意図的に応募を集中させたからです。企業によっては、複数の転職サイトを利用している場合があります。
他のサイトで応募したい求人を見つけたら、dodaで同じ求人がないか探したりしました。次の章からdodaの特徴を1つずつ説明しますので、活用の仕方をイメージしながら読んでみてください。
dodaの特徴① 3通りの使い方がある
dodaの特徴の1つ目は、「3通りの使い方がある」です。dodaは転職サイトというイメージですが、同じサイトで「エージェントサービス」も「スカウトサービス」も利用できます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。これらは全て無料で利用できます。
dodaのサービス内容 | 特 徴 | 活用すべき人 |
転職サイト | 自由に求人を探せる | 自分で求人を探したい人 |
エージェントサービス | 求人を紹介してもらえる | 1人では不安で相談したい人 |
スカウトサービス | 企業からスカウトメールが届く | 自分で探す時間がとれない人 |
表でもわかるとおり、dodaは自分のやりやすい形で転職活動を進めることができます。
筆者はエージェントサービスで求人を紹介してもらいながら、自分でも探してアドバイザーと相談することを繰り返しました。2つのサービスのメリットを活用したと言えるでしょう。
dodaの特徴② 求人の幅が広い
dodaの特徴の2つ目は、「求人の幅が広い」です。リクルート系サイトと並ぶ総合型の転職サイトだけあり、全国に対応しています。
また業種・職種や年代などを問わず、広く利用できるのも特徴です。異業種に転職を考えている人や、やりたい仕事を決めかねている人なども利用できます。
エージェントサービスで相談しながら、転職の方向性を決めるのも良いでしょう。
2022年7月時点で、dodaの求人数は約15万件となっています。とりあえず登録して、いろいろな求人を見てみるのも面白いのではないでしょうか。
dodaの特徴③ 転職ノウハウが充実している
dodaの特徴の3つ目は、「転職ノウハウが充実している」です。総合型の転職サイトだけあり、ノウハウや集計データが豊富にあります。
インタビューやコラム、Q&Aなどもあるので、必要に応じて見ていくのが良いでしょう。履歴書や職務経歴書の自動作成機能などもありますので、うまく活用してください。
とくに面接は、自分の強みなど聞かれたことに対して簡潔に答える必要があり、事前の対策が必要です。
面接のやり方も、オンラインが主流になっていたりと年々変わってきています。「常識的な受け答えをすればなんとかなるだろう」と思っていると、痛い目を見るでしょう。
dodaの転職エージェント活用法3選
ここまでは、dodaの特徴について説明してきました。ここからは転職エージェントとしてのdodaについて、実際の活用法を3つあげて説明します。
- 連絡をこまめにとる
- 自分でも求人を探す
- 自分の考えを整理する
dodaの転職エージェントスタッフには、転職したい人を担当するキャリアアドバイザーと、企業を担当する採用プロジェクト担当がいます。
面接の前後などには、採用プロジェクト担当とも直接やり取りをする場合もあります。うまく連携できると企業担当者の考えなど、貴重な情報も聞くことができるでしょう。
この2人とうまく連携して効率よく転職ができるように、次の章から1つずつ詳しく見ていきましょう。
dodaの転職エージェント活用法① 連絡をこまめにとる
dodaの転職エージェント活用法の1つ目は、「連絡をこまめにとる」です。アドバイザーとは、素直になんでも話せる関係を築きましょう。
そのためには、最初の面談で自分に合うアドバイザーを見つけることが重要です。こちらの状況や思ったこと、疑問などをどんどん話して、自分の事を知ってもらいましょう。
アドバイザーと良い関係を築くポイントとしては、応募する企業と同じぐらい誠実に対応することです。アドバイザーを「応募する企業の窓口担当者」ぐらいに考えると良いでしょう。
企業側を担当している採用プロジェクト担当についても同様です。筆者は最終面接前に、採用プロジェクト担当から直接メールでアドバイスをもらい、とても勇気づけられたのを覚えています。
dodaの転職エージェント活用法② 自分でも求人を探す
dodaの転職エージェント活用法の2つ目は、「自分でも求人を探す」です。
dodaのアドバイザーは数回の面談と「気になる」にした求人などを見て、条件に近い求人を紹介してくれます。
しかし、自分のイメージをもっと共有できた方が、より良い求人を紹介してもらえるはずです。そのためには、自分で求人を探してアドバイザーに相談することをしてみましょう。
自分で求人を探すことで転職活動が進むのと同時に、アドバイザーは紹介する求人のイメージを調整することができます。より希望に近い求人を紹介してもらえるようになるでしょう。
dodaの転職エージェント活用法③ 自分の考えを整理する
dodaの転職エージェント活用法の3つ目は、「自分の考えを整理する」です。
転職活動をはじめるときは、いまの状況から解放される気持ちで、つい甘い考えになってしまいます。
しかし、仕事内容や勤務地、年収、待遇など、すべてを自分の理想どおりにするのは非常に難しいです。どこかで妥協したり、考え方を変えたりする必要がでてくるでしょう。
アドバイザーの客観的な意見なども取り入れて、自分の考えをうまく整理していくことが大切です。柔軟に考えて自分の気持ちを整理できれば、満足いく転職に結びつくでしょう。
dodaの転職エージェントにデメリットはないのか
ここまで、dodaの転職エージェント活用法について見てきました。
dodaを利用するメリットは伝わったかと思いますが、デメリットはないのでしょうか。ここでは、「dodaの転職エージェントのデメリット」について3つあげてみます。
- アドバイザーとの連絡がとりづらい場合がある
- アンケートが多くて手間がかかる
- ポップアップが出てきてイライラする
アドバイザーとの連絡がとりづらい場合がある
dodaのアドバイザーは、勤務時間が平日9:00~16:00です。それ以外の時間は、基本的に電話もメールも対応しません。
仕事とプライベートをきちんと分ける働き方はもちろん理解できます。しかし、金曜の夜などは週明けにしか対応してもらえないことにモヤモヤすることもありました。
ちなみに、状況によっては代わりのアドバイザーが対応するなど、連携はとれている様です。
アンケートが多くて手間がかかる
どの転職サイトでも同じだと思いますが、フィードバックのためにその都度アンケートの記入を求められます。
サービスの品質を上げるためには必要なことですが、正直言って手間だと感じました。
ちなみに、面接を終えた後は電話で話すかアンケートを記入するか、どちらかが必須になっているようです。
ポップアップが出てきてイライラする
紹介された求人を見ていると、「応募しますか」のようなポップアップが出てくることがあります。
タイミングや利用の仕方にもよるのでしょうが、筆者は求人の内容を見ている作業が中断してしまうため、ストレスを感じました。
dodaの転職エージェントでスムーズな転職を実現しよう
今回はdodaの特徴と活用法について説明しました。くり返しになりますが、筆者が2ヶ月で転職できたのは、自分でも求人を探してアドバイザーとこまめにやり取りをしたからです。
あなたもdodaの特徴を生かして、効率的に転職活動を進めてください。
この記事を読み終わったら、小さなことからでもすぐに行動しましょう。まずは、dodaの転職エージェントに登録してみてください。
その小さな1歩がやがて大きな差となり、理想の実現につながります。スムーズな転職を実現するために、時間を有意義に使っていきましょう。