「転職したいけど、転職エージェントって利用すべきなの?」そんな疑問を持っている人もいるでしょう。
転職エージェントを利用したことがないと、不安などからちょっと身構えてしまいますよね。
しかし、転職エージェントをうまく活用できれば、あなたは次の仕事を効率的に見つけることができるでしょう。
この記事では「転職エージェントのメリットやデメリット」について説明しています。著者が実際に利用した実体験をふまえて説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23887047)
【結論】転職エージェントは利用すべき

「転職エージェント」は、転職したい人と採用したい企業をむすぶ支援サービスです。転職したい人は、無料でサービスを利用することができます。
実際に転職エージェントを利用して転職した著者は、「転職エージェントは利用すべき」だと考えています。
著者は3社の転職エージェントを利用し、2ヶ月で転職先を決めることができました。転職エージェントを利用しなければ、こんなに早く決めることはできなかったでしょう。
「転職エージェントを利用すべき」と結論づけた理由について、この記事の中で具体的に説明していきたいと思います。

転職エージェントを利用すべきと言える3つの利点
ここからは転職エージェントを利用するメリットについて、3つあげて説明しましょう。その3つとは以下になります。
- 相談ができる
- 情報がもらえる
- 効率的に進められる
次の章から1つずつ詳しく説明していきますが、1つ注意すべき点があります。それは「転職エージェントに登録すると担当のアドバイザーがつく」ということです。
アドバイザーとうまくやり取りできるかが、転職エージェントを活用して転職活動を効率的に進めるポイントになるでしょう。
そこには運やタイミングなどの要素も絡んできます。まずは、信用できるアドバイザーを見つけることが必要だと覚えておいてください。
転職エージェントを利用すべき利点① 相談ができる

転職エージェントを利用すべき利点の1つ目は、「相談ができる」です。転職エージェントに登録すると、まずはアドバイザーとの面談があります。
いまの会社での状況や、転職の希望条件、どのように進めたいのかなどのヒアリングを受けることになるでしょう。
アドバイザーからは、プロの視点で客観的な意見がもらえます。最初に2回程度面談して、その後は何かあれば連絡を取り合うというやり方が多いようです。
転職エージェントには、転職活動の進め方や求人のことなど、なんでも聞いて大丈夫です。自分の気持ちを素直に話してみると、不安な気持ちも少しは楽になるでしょう。
転職エージェントを利用すべき利点② 情報がもらえる
転職エージェントを利用すべき利点の2つ目は、「情報がもらえる」です。通常の転職活動では、会社の採用担当と直接やり取りするのが基本になります。
直接やり取りをすると、確認したくてもなかなかできない聞きづらい内容もあるでしょう。そんな時は、転職エージェントを介して聞くのがおすすめです。
転職エージェントは企業側にも担当がついていて、常に情報のやり取りをしています。求人票にない「募集の背景」や「進捗の状況」など、有益な情報をもらえることもあるでしょう。
著者の場合は、面接前に「相手が気なっている点」などの情報をもらえました。転職エージェントのサポートをうまく活用することで、面接なども有利に進めることができます。
転職エージェントを利用すべき利点③ 効率的に進められる
転職エージェントを利用すべき利点の3つ目は、「効率的に進められる」です。
上の2つの利点を含めて言えることですが、転職エージェントを活用することで無駄が少なく効率的に転職活動を進めることができます。
転職エージェントに登録すると、自分の希望に近い求人がメールで送られてくるようになります。それだけなら、普通の転職サイトでも同じだと思うかもしれません。
しかし転職エージェントは、やり取りしながらあなたの希望に応じて求人内容を調整してくれるのです。状況に応じたサポートしてくれるので、安心して転職活動を進められるでしょう。
転職エージェントは利用すべき。でもデメリットも知っておこう

ここまでは、「転職エージェントを利用すべき点」について説明してきました。しかし、転職エージェントを利用するのは良いことばかりではありません。
ここからは、「転職エージェントを利用するデメリット」についてもあげてみましょう。主なデメリットは以下の3つになります。
- アドバイザーとの相性がある
- 登録などに手間がかかる
- 放置されるおそれがある
転職エージェントをインターネットで調べてみると、「偉そう」「ムカつく」などネガティブな意見が出てきます。残念ながら、転職エージェントをうまく活用できない人もいるようです。
転職はあくまで自分でするもので、転職エージェントはそのサポートをしてくれるツールです。そのことを意識して、期待をし過ぎず適切な距離感で活用する必要があるでしょう。
転職エージェントのデメリット① アドバイザーとの相性がある
転職エージェントのデメリットの1つ目は、「アドバイザーとの相性がある」です。転職エージェントを活用できるかどうかは、アドバイザーとの相性によると言っても過言ではありません。
インターネットのネガティブな意見を見ると、「気持ちがうまく伝わらない」「自分のペースでできない」などやりづらさを感じている人が多いようです。
対策としては、複数の転職エージェントを試してみるのが良いでしょう。信用できるアドバイザーを見つけて、その転職エージェントを中心に転職活動を進めてください。
転職エージェントのデメリット② 登録に手間がかかる
転職エージェントのデメリットの2つ目は、「登録に手間がかかる」です。
自分に合った求人を探したり応募したりするためには、事前に自分の基本情報や職務経歴などを入力しなければいけません。
複数の転職エージェントに登録しようとすると、同じ情報を何度も入力する必要があります。正直言って、時間と手間がかかる面倒な作業です。
登録する情報が書類審査のベースになりますので、適当に記入するわけにもいきません。履歴書や職務経歴書はいずれ必要になるので、その準備だと考えて頑張って登録しましょう。
転職エージェントのデメリット③ 放置されるおそれがある

転職エージェントのデメリットの3つ目は、「放置されるおそれがある」です。
アドバイザーはあなたの希望に沿った求人を紹介してくれますが、条件に合う求人があまりない場合もあります。転職エージェントの取り扱いだけでなく、時期などにも影響されるでしょう。
アドバイザーも、希望に近い求人がなければどうすることもできません。アドバイザーとの相性や対応が悪いとは言えないでしょう。
筆者も実際に登録したものの、結果的に連絡しなくなってしまった転職エージェントがありました。求人の状況についても、アドバイザーとの面談で聞いておくのが良いでしょう。
転職エージェント選びのポイント
ここまで、転職エージェントのメリットやデメリットについて説明してきました。
では、実際に転職エージェントを選ぼうとした時、どのようなポイントで選べば良いのでしょうか。転職エージェント選びのポイントについて、3つあげてみます。
- 信用できるアドバイザーがいる
- 自分が希望する業種・職種の求人が多い
- 求人情報が見やすい、サイトが使いやすい
これらのポイントを考慮して、いくつかの転職エージェントを選んでみましょう。転職したいと思った勢いで、まず1社を登録してみることをおすすめします。
1社登録して面談すると他のエージェントでも聞いてみたくなり、面談して比較することで自分が信用できるアドバイザーを選択できるでしょう。
転職エージェントを利用して、転職を効率的に進めよう

今回は「転職エージェントのメリットやデメリット」について説明しました。くり返しになりますが、はやく効率的に転職を進めたい人は転職エージェントを活用しましょう。
アドバイザーとの相性はありますが、筆者が面談してもらったアドバイザーは3人とも筆者に合わせたアドバイスをくれて良い印象を受けました。
転職エージェントのアドバイザーを転職したい会社の窓口だと考えて、誠実に対応することで転職を有利に運びましょう。
この記事を読み終わったら、自分に合う転職エージェントを探してまず1社登録してみてください。思ったよりも簡単に、転職への道が開けるかもしれません。
