あなたはオーディオブックで「聴く読書」をしたことがありますか?オーディオブックには、紙の本とは異なるメリットがたくさんあります。
この記事では、オーディオブックを利用するメリットやデメリットについて説明しています。この記事を読めば、オーディオブックを活用して充実した生活を送るイメージができるでしょう。
代表的なオーディオブックであるAudibleとaudiobook.jpについても紹介しています。両方とも無料で試すことができますので、最後まで読んでオーディオブックをはじめてみましょう。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4178156)
オーディオブックの5つのメリット
オーディオブックは「本の朗読を耳で聴くことができるサービス」です。本という情報源を、目で見るのとはまた違った形で楽しむことができます。
ここでは、オーディオブックのメリットを5つあげて説明しましょう。その5つとは以下になります。
- ながら聴きができる
- くり返して聴ける
- 再生速度を調整できる
- 荷物が重くならない
- 目が疲れない
次の章から1つずつ、詳しく説明していきます。自分の生活の中でいつ、どこで、どのように利用するかをイメージしながら読むと、活用のイメージがわいてくるでしょう。
オーディオブックのメリット① ながら聴きができる
オーディオブックのメリットの1つ目は、「ながら聴きができる」です。
オーディオブックは「何かをしながら」聴くことができるので、隙間時間を有効に活用できます。たとえば移動中・運動中・家事をしながらなど、気軽に聴くことができるでしょう。
筆者が特におすすめなのは、通勤中です。毎日同じ景色でも、オーディオブックを聴いて情報をインプットしながら通勤すれば、無駄な時間とは感じなくなるでしょう。
オーディオブックのメリット② くり返して聴ける
オーディオブックのメリットの2つ目は、「くり返して聴ける」です。
紙の本を何度も読むのは、速読でもしない限りけっこう大変です。くり返し読む人でも、付せんやマーキングした箇所だけ見るなど、全部は読まないことが多いでしょう。
それに対して、オーディオブックは気軽に何度も聴くことができます。くり返して聴いた方が記憶の定着にも良いので、効果的な学びの方法と言えるでしょう。
正しい発音やアクセント、リズムがわかるので、英語などの語学の勉強にも有効です。
オーディオブックのメリット③ 再生速度を調整できる
オーディオブックのメリットの3つ目は、「再生速度を調整できる」です。最近は、YouTubeなどの動画を1.5倍や2倍速で見る人も多いのではないでしょうか。
再生速度を速くしても大丈夫だと知ると、通常の速さでは時間がもったいないという感覚になりますよね。
オーディオブックも再生速度を調整できるので、自分が聞きやすい速度で聴くことができます。時短になり、より多くの情報をインプットすることができるでしょう。
オーディオブックのメリット④ 荷物が重くならない
オーディオブックのメリットの4つ目は、「荷物が重くならない」です。
紙の本は持ち歩くと重いし、たくさん読むと本の置き場所も困ります。その点、オーディオブックはスマホに入れて持ち歩けるのでかさばりません。
筆者はオーディオブックでも人気のある「7つの習慣」を紙の本で読みましたが、そのページ数は520ページありました。
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とてもためになり何度もくり返し読みたい本ですが、持ち運びを考えると憂うつになります。このような時には、オーディオブックを検討する価値があるでしょう。
オーディオブックのメリット⑤ 目が疲れない
オーディオブックのメリットの5つ目は、「目が疲れない」です。
私たちは普段スマホやパソコンを使い過ぎています。そこからさらに本を読もうとすると、「目が疲れてつらくなる」という人も出てくるでしょう。
オーディオブックは耳で聴けば良いので、たとえば目をつむって目を休ませながら聴くことも可能です。自分が楽にインプットできるよう、視覚だけでなく聴覚も活用していきましょう。
オーディオブックの3つのデメリット
ここまでは、オーディオブックのメリットについて説明しました。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解しないと、安心してオーディオブックを利用できないですよね。
ここからは、オーディオブックのデメリットについて3つ説明したいと思います。その3つとは以下になります。
- 買える本が紙と比べて少ない
- 読んだ実感がない
- マーカーやメモを書きこめない
紙の本と同じように利用したいと考えると、オーディオブックは使いづらい点が出てくるでしょう。
紙の本とは違うオーディオブックの良さをうまく活用するために、デメリットについても1つずつ詳しく見ていきましょう。
オーディオブックのデメリット① 買える本が紙と比べて少ない
オーディオブックのデメリットの1つ目は、「買える本が紙と比べて少ない」です。
オーディオブックに対応している本は、紙の本と比較するとまだ少ないです。自分が聴きたい本がオーディオブックにないと、利用を迷ってしまいますよね。
オーディオブックは聴き放題のサービスもあるので、いろいろな本にたくさん触れたいという人は向いているでしょう。
反対に読みたい本が決まっている場合は、その本が対象になっていないこともあり得ます。「読みたい本を読みたい時に読む」という人は、紙の本を選択した方が良いかもしれません。
オーディオブックのデメリット② 読んだ実感がない
オーディオブックのデメリットの2つ目は、「読んだ実感がない」です。
ながら聴きをしていると、いつの間にか終わってしまったりどこまで聴いたかわからなくなったりします。BGMになってしまい、内容が頭に入らないという人もいるでしょう。
筆者はラジオを聴きながら寝るのが好きなのですが、朝まったく内容を覚えていないこともよくあります。何度聴いても覚えていなければ、無駄だと感じてしまうでしょう。
「しっかり内容を理解したい」という人は、紙の本をじっくり読むのが良いかもしれません。
オーディオブックのデメリット③ マーカーやメモを書きこめない
オーディオブックのデメリットの3つ目は、「マーカーやメモを書きこめない」です。
ビジネス書などを読む人の中には、大事な箇所にマーカーやメモを書き込む人も多いのではないでしょうか。特に電子書籍を利用している場合、マーカー機能を重宝している人は多いでしょう。
オーディオブックではそのような機能がありません。「大事だと思うその部分だけ振り返る」というのは難しいでしょう。
ただし、ブックマーク機能についてはオーディオブックにもあります。あとで聴きかえしたい箇所にブックマークをつけておくなど、工夫することはできるでしょう。
オーディオブックの代表的な2つを比較してみる
オーディオブックのメリット、デメリットを知り、実際に試してみたいと思った人もいるでしょう。ここでは代表的な2つのオーディオブックを、比較してみたいと思います。
その2つとは、Amazonが提供するAudibleと、日本最大級のオーディオブック配信サービスaudiobook.jpです。それぞれの内容を、下表にまとめました。
Audible | audiobook.jp | |
提供元 | Amazon | オトバンク |
作品数 | 12万以上 (日本語コンテンツは1万7千以上) | 1万以上 |
プランと料金 | 聴き放題プラン 月1,500円 | 聴き放題(年割プラン) 月734円 聴き放題(月額プラン) 月950円 チケットプラン(シングル)月1,500円 チケットプラン(ダブル) 月2,900円 |
無料お試し期間 | 30日間 | 14日間 |
速度調整機能 | 0.5~3.5倍速 | 0.5~4.0倍速 |
その他 | ・聴き放題会員は、聴き放題対象外の作品を30%引きで購入可能 | ・1ポイント1円で利用できるポイントの付与あり ・チケットプランは、30%引きになるシークレットセールあり |
やはり利用する決め手となるのは、「読みたい本があるかどうか」だと思います。実際にサイトを見て、自分の読みたいジャンルのラインナップを確認して決めるのが良いでしょう。
どちらのサイトも無料で試すことができるので、ぜひ実際に利用してみてください。解約についても説明されていて簡単に解約できるので、安心してはじめてみましょう。
オーディオブックを活用して、聴く読書を楽しもう
今回は「オーディオブックを利用するメリットやデメリット」について説明しました。
「自分の生活の中で活用できる」「すきま時間をより効率的に利用できる」そう感じた人は、すぐにオーディオブックを試してみましょう。
今回の説明でわかるように、オーディオブックは紙の本とは違う特徴がたくさんあります。紙の本とオーディオブックのどちらかではなく、うまく使い分けて活用できると良いのではないでしょうか。
オーディオブックを活用し充実した生活が送れるよう、どんどん行動して自分に合ったやり方を見つけてみましょう。