あなたは会社からテレワークするように言われたら、すぐに環境を整えることができますか。
いきなり言われても、何が必要なのかよくわからないですよね。仕事はきちんとしたいけど、準備するものが多すぎて困ってしまうでしょう。
この記事では、そんなあなたに「テレワーク環境で整えるべきもの」について説明しています。この記事を読めば、快適なテレワークに何が必要かがわかるでしょう。
今回紹介しているアイテムは、すべて筆者がテレワーク後に購入したものです。買って良かったと感じたものばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24024191)
テレワーク環境で整えるべきもの5選

テレワークにはモノや空間など、いろいろな要素が必要になります。
この記事では、一般的に必要な「テレワーク環境で整えるべきもの」を5つあげて説明しましょう。その5つとは以下になります。
- 仕事ができる空間
- 通信環境
- オンライン会議ができる環境
- デスクまわりの備品
- 集中できる環境
次の章から1つずつ詳しく説明しますが、どこまで備品をそろえるかは会社の方針にもよるでしょう。
例えば、パソコンを会社が貸与するのか自分のパソコンを使用するのかなど、個人では判断できないものがあります。会社の方針を確認しながら、必要なものをチェックしていきましょう。
テレワーク環境で整えるべきもの① 仕事ができる空間
テレワーク環境で整えるべきものの1つ目は、「仕事ができる空間」です。仕事ができる空間には、以下のものが必要です。
- 部屋または空間
- エアコン
- 机
- 椅子
1日中部屋にいるので、エアコンを使いつつ空気の入れ替えをして温度や湿度を調整する必要があります。
長時間使用することを考えると、きちんとした机と椅子が必要です。とくに椅子は合わないと腰を痛めてしまうので、長時間座っても疲れないものを検討しましょう。
筆者も腰痛をきっかけに、人間工学に基づいたゲーミングチェアを購入しました。腰にあたるランバーサポートがとても楽で、長時間座っていても平気になりました。
テレワーク環境で整えるべきもの② 通信環境

テレワーク環境で整えるべきものの2つ目は、「通信環境」です。通信環境が悪いのは、テレワークにとって致命的です。
通信環境としてはパソコンやWi-Fiなどがありますが、個人情報等のセキュリティも考えなければいけません。会社の方針が大きく影響するので、会社の判断にあわせて検討しましょう。
また、テレワークになると紙の書類をデータに変えていく必要があります。紙の書類を持ち運ぶのは、重かったりセキュリティ上問題があったりするからです。
デジタルに弱い上司もいるかもしれません。アイデアがあれば積極的に伝えて、上司を助けてあげましょう。
テレワーク環境で整えるべきもの③ オンライン会議ができる環境
テレワーク環境で整えるべきものの3つ目は、「オンライン会議ができる環境」です。
仕事の内容にもよりますが、zoom等のオンラインツールを使う頻度が多い場合は、性能の良いカメラやマイク、ヘッドホンなどを用意しましょう。
パソコンに付属しているカメラの画質が粗かったりマイクの精度が悪かったりすると、ストレスが溜まってしまいます。
相手に悪い印象を与えてしまう可能性もありますので、職場のチームで確認しあうなどして検討すると良いでしょう。
テレワーク環境で整えるべきもの④ デスクまわりの備品
テレワーク環境で整えるべきものの4つ目は、「デスクまわりの備品」です。デスクまわりの備品には、以下のものが考えられます。
- サブモニター
- パソコンスタンド
- デスクライト
ノートパソコンは画面が小さいので、サブモニターを使って2画面を共有すると作業がはかどるでしょう。
デスクライトは、目の疲労を軽減するために必要です。光量や調光の調整ができるものが比較的安く手に入るので、あると重宝するでしょう。
筆者はオンライン会議の照明としても、デスクライトを使用しています。照明で顔が明るくなるので、相手への印象もだいぶ変わりますよ。
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テレワーク環境で整えるべきもの⑤ 集中できる環境

テレワーク環境で整えるべきものの5つ目は、「集中できる環境」です。
テレワークは「集中できない」「やる気が出ない」などの意見をよく聞きます。理由としては、「余計なものが視界に入る」「雑音が気になる」などがあるでしょう。
視界はパーティションで区切ったりスマホを見えない場所にしまうなどして、気にならないように工夫しましょう。
雑音については、ノイズキャンセリング機能があるイヤホンがおすすめです。筆者はAirPods Proを愛用していて、集中力の持続が全然違うと実感しています。
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テレワークになって変わること
テレワークが導入されると、会社で働く時との違いを実感する機会が多くあります。ここでは具体的に3つあげて、説明していきましょう。
- 通勤がなくなる
- コミュニケーションが不足する
- 上司のマネジメントが難しくなる
通勤がなくなる
テレワークになると、会社に通勤する時間が不要になります。家が遠くて通勤が大変だった人ほど、恩恵を受けられるでしょう。
ゆっくり寝ても良いし、早めに仕事の準備をはじめても良い。時間に余裕ができるはうれしいですよね。
しかし、運動不足になりがちなので注意しなければいけません。朝に散歩をするなど、体を動かす新しい習慣を考える必要があるでしょう。
コミュニケーションが不足する
テレワークになると、職場の人と話す機会が激減します。チャットなどテキストでの会話が増えるでしょう。
仕事は人間関係がとても大切です。話す機会が減った分、話せるタイミングでは積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
上司のマネジメントが難しくなる
今までは会社に集まっていたので、上司はみんなの様子を見たり声をかけたりできました。テレワークでそれができなくなり、上司は悩んでいることでしょう。
「姿が見えない部下をマネジメントするノウハウ」は、まだ確立されているとは言えません。
苦労を理解してあげて、ぜひ積極的に上司に協力してあげてください。そうすることで、あなたの評価も上がるかもしれません。
実際にテレワークしてみてわかったこと

テレワークは実際にやってみてはじめて気づくこともあります。例えば「仕事をし過ぎてしまう」「気分転換が難しい」などです。
テレワークしていると休憩のタイミングがわからなくて、つい仕事をやり過ぎてしまいます。その結果「会社に行くよりも疲れる」なんてこともありました。
場所を移動することがあまりないので、気分転換しづらいのもテレワークならではです。
ストレッチなどが有効ですが、気が滅入る場合は少し外に出るなど工夫した方が良いでしょう。テレワークが続く場合は、カフェなどのサードプレイスを利用するのもおすすめです。
ちょっとしたアイデアでさらに快適に
より快適なテレワークを目指して、プラスアルファを考えてみるとモチベーションが上がります。例としては、以下のようなものがあるでしょう。
- スタンディングデスク
- コーヒーメーカー
スタンディングデスク
座りっぱなしは「血行が悪くなるので良くない」と言われています。
机の購入を検討している人は、高さを調整して立っても座っても利用できる「スタンディングデスク」を試してみても良いでしょう。
立って仕事をすると眠気も覚めるし、良い気分転換になります。視点を変えると気分も変わるので、いろいろなやり方を試してみると良いでしょう。
コーヒーメーカー
コーヒーは気分転換などにとても有効です。朝のルーティンとして、仕事はじめに飲む人も多いでしょう。
筆者はテレワークを機に、豆からいれられるコーヒーメーカーを購入しました。コーヒーの香りが部屋に広がり、朝が気持ち良くなりますよ。
ただし、飲み過ぎや午後の遅い時間に飲むのは控えましょう。夜の睡眠に影響がでないように、適度に楽しんでください。
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必要なものをそろえて、快適なテレワーク環境をつくろう

今回は「テレワーク環境で整えるべきもの」について説明しました。
会社によって差はありますが、テレワークという働き方はどんどん広がっていくでしょう。この機会に必要なものを購入し、お気に入りの環境でテンションをあげて働きましょう。
会社から言われてやるだけではなく、「自分がテレワークで何ができるか」を考えていけるのが理想です。
職場でも家でも「できるだけ同じ成果」が出せるよう、いろいろ工夫して理想のテレワーク環境を作ってください。