「勉強しようと思ったけど、活字が苦手ですぐに挫折した」そんな経験はありませんか。
活字を読むのが苦手だという人は、意外と多いですよね。中には「読書は苦痛以外のなにものでもない」という人もいたりします。
この記事ではそんな活字が苦手なあなたに、「活字が苦手でも学べる方法」を説明しています。この記事を読めば、自分に合った学び方のヒントが得られるでしょう。
活字を読むことで得られるメリットも説明していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/401731)
活字が苦手なら、読まなくても大丈夫

仕事などで学ぶ必要があることはわかりますが、どうしても活字を読まなければいけないのでしょうか。
結論を言うと、活字は読まなくても大丈夫です。活字が苦手な人は一定数います。
平成30年度の文化庁の調査では、16歳以上の男女の約半数が「月に1冊も本を読まない」と回答しています。無理に活字を読む必要はないでしょう。
しかし、自分の成長のために学ぶことは必要です。活字が苦手なら、他の方法を考えていきましょう。
活字が苦手でも学べる3つの方法
ここからは、「活字が苦手でも学ぶことができる方法」を3つあげて説明します。その3つとは、以下になります。
- YouTube
- オーディオブック
- Podcasts
文字を目で追うことが苦手なら、動画を見たり音を聞いたりすることで学びを得れば良いのです。次の章から1つずつ、詳しく説明していきましょう。
上の3つは共通して、速さを調整できるというメリットがあります。1.25倍や1.5倍で再生することで短時間でより多くの情報を吸収できるので、試してみると良いでしょう。
活字が苦手でも学べる方法① YouTube

活字が苦手でも学べる方法の1つ目は、「YouTube」です。すでに身近なツールになっているので、あまり説明は必要ないかもしれません。
YouTubeは動画なので、活字よりもイメージしやすく理解しやすいのが特徴です。様々ななジャンルが検索できて、自分の学びたいものがきっと見つかるでしょう。
注意点としては、エンタメ動画に目がいってしまうおそれがあるということです。面白そうな動画を見つけてしまうと、勉強に集中できなくなってしまうでしょう。
目当てのチャンネルを決め打ちして見るなど、学びに集中するための工夫が必要になります。
活字が苦手でも学べる方法② オーディオブック
活字が苦手でも学べる方法の2つ目は、「オーディオブック」です。
オーディオブックとは「本を聴くサービス」で、audiobook.jpなどが有名です。プロのナレーターが本を朗読しているので、気持ちよく聴くことができます。
通勤や運動など、移動しながら気軽に聴くことができて時短にもなります。何度でも繰り返し聴けて、音で記憶できるのも魅力です。
無料でお試しもできるので、実際に聴いて活用の仕方をイメージしてみると良いでしょう。

活字が苦手でも学べる方法③ Podcasts

活字が苦手でも学べる方法の3つ目は、「Podcasts」です。Podcastsも「聴くサービス」になります。
オーディオブックと異なるのは、番組の多くがラジオの音源だということです。英会話や経済ニュースなど、いろいろなジャンルから好きな番組が選べるでしょう。
筆者はニッポン放送の「飯田浩司のOK! Cozy up!」というラジオ番組が好きで、毎日聴きながら通勤しています。
学生のころから「社会」や「政治・経済」の勉強が苦手でしたが、現在は「飯田浩司のOK! Cozy up!」で楽しく学べています。ぜひ、あなたも自分に合う番組を探してみてください。
なぜ、活字が苦手なのか
ところで、活字を読むのが苦手な人は、具体的にどのあたりを苦手と感じているのでしょうか。活字が苦手だという人の主な理由を、3つあげてみます。
- 読書に嫌な思い出がある
- 活字を読むと疲れる
- メリットがわからない
読書に嫌な思い出がある
学生のときなど、過去に嫌な経験をしている人は多いようです。「読書を強制された」「国語の授業がつまらなかった」など、あなたも思い当たるのではないでしょうか。
読みたくないものを読まされるのは、確かにつらいです。相手が「本の良さを知ってもらいたい」と思っていても、自分から興味が持てないと嫌な思い出になってしまうでしょう。
活字を読むと疲れる
「文字を追っていく」という行為が、慣れないとすぐに疲れてしまいます。活字の「苦手意識」が、より疲れを感じさせるのかもしれません。
また「活字からイメージする力」が必要なので、目だけでなく脳も疲れます。TVなど映像が目に入ってくるのと比べると、確かに目や脳は使っているでしょう。
メリットがわからない
「活字を読む意味がわからない」という人もいます。読書を楽しんだ経験がないと、良さを理解しろと言われても難しいでしょう。
しかし、活字は読んでいるのに気づいていない人も意外といます。「本は読んでいないけど、ネットニュースは見ている」という人がそうです。
意識していないだけで、じつは自分が思ったよりも活字を読んでいるかもしれません。
意外と知らない活字を読むメリット
活字が苦手な理由はわかりましたが、活字を読むことにはたくさんのメリットがあります。以下に、その主なメリットをあげてみましょう。
- 体系的な知識が身につく
- 視野が広がる
- ストレスが軽減される
- 語彙力や文章力が向上する
- コミュニケーション能力が高まる
本を読むと、著者の視点でものごとを見ることができます。また、ネットニュースなどと比べて、ものごとを深く理解することができるでしょう。
活字が苦手な人には信じられないかもしれませんが、本にはストレス軽減の効果もあります。普段の生活の雑音から離れて本の世界に没頭すると、ストレスを忘れることができるのです。
本は寝る前にゆっくり読むのがおすすめです。寝る直前までスマホを見ているよりも、寝つきが良くなりますよ。
読みたい本を探してみよう

活字が苦手な人は、自分に合った本がわからないだけかもしれません。活字のメリットを知り興味がでたら、本の良さを知ることから始めてみましょう。
ひと言で本といっても、本にはいろいろなジャンルがあります。たとえベストセラーの本でも、自分に合わなければ読み切るのは難しいでしょう。
筆者は「良い本と出会えれば読書が好きになる」と考えています。苦手意識をいったん忘れて、好きなものから気軽に読んでみてください。

自分に合う本を見つける方法
では、いったいどのように自分に合う本を見つければいいのでしょうか。ここでは筆者が実際にしている「自分に合う本の見つけ方」を紹介します。
まずは興味のある本を見つけましょう。本屋へ行ったり、インターネットで「〇〇(気になる単語) 本」と検索したりしてください。
気になった本はメモしておき、別の機会にもう一度見て「やっぱり読みたい」と思ったら購入します。インターネットの口コミなどを参考にしても良いでしょう。
また、flierで本の要約を見てみるのもおすすめです。1冊10分ぐらいで読めますので、読んでもっと読みたいと思ったら購入するのが良いでしょう。
活字が苦手でも、自分に合った方法で学んでいこう

今回は、「活字が苦手でも学べる3つの方法」について説明しました。
くり返しになりますが、活字は苦手でも大丈夫です。他の方法でも、学ぶ方法はいろいろあります。
しかし、活字を読むことにはメリットもたくさんあります。少しずつでも読書の良さを知ることができると、学びの質を向上させることができるでしょう。
この記事を読み終わったらとりあえずでも良いので行動して、自分に合った方法を見つけましょう。そして、自分の理想の姿へ成長できるように、自分に合った方法で学びを継続してください。