あなたは仕事に「やりがい」を感じていますか。やりがいが感じられないと、毎日つまらないですよね。
この記事では「事務職」という仕事に焦点をあてて、その特徴やメリット・デメリットについて説明しています。この記事を読めば、事務職のやりがいについて理解できるでしょう。
いまの仕事にやりがいを感じていないなら、転職を検討した方が良いかもしれません。この記事で事務職への理解を深めて、転職についても考えてみましょう。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23240083#goog_rewarded)
事務職で感じられる3つのやりがい
そもそも、仕事のやりがいとは何でしょう。「やりがい」という言葉は、「充足感」「手応え」などと言い換えられます。
「仕事にやりがいを感じている」とは、「仕事に手応えがあり、ある程度満たされている状態」と言えるでしょう。それをふまえて、事務職で感じられるやりがいを3つあげて説明します。
- まわりの人をサポートできる
- まわりから頼りにされる
- 汎用的なスキルやビジネスマナーが身につく
次の章から1つずつ、詳しく説明していきます。いまの仕事のやりがいを考えて、比較しながら読んでみてください。
ひと言で「事務職」と言っても、その仕事内容はさまざまです。事務職は、主に以下のような種類に分けられます。
- 一般事務
- 営業事務
- 経理事務
- 金融事務
- 医療事務
この種類分けでもわかるように、事務職にも専門的な知識が必要な仕事があります。転職では、自分の知識や経験を活かせる仕事を検討するようにしましょう。
事務職のやりがい① まわりの人をサポートできる
事務職のやりがいの1つ目は、「まわりの人をサポートできる」です。
事務職の仕事は、自分の顧客やまわりの社員をサポートすることができます。けっして派手さはありませんが、日々の生活に欠かせない仕事がたくさんあるでしょう。
相手に感謝されることも多く、「人に感謝される喜び」を感じることができます。
「縁の下の力持ち」のポジションなので、「先頭に立って引っ張るより、サポートする方が得意」という人は、やりがいを感じられるでしょう。
事務職のやりがい② まわりから頼りにされる
事務職のやりがいの2つ目は、「まわりから頼りにされる」です。
事務職は「広く浅く」業務全体を把握することが求められる仕事です。1人で複数の、幅広い役割をこなすことになるでしょう。
そのため、その知識をまわりから頼られる機会もたくさんあります。人は頼られると「頑張ろう」と思えるものです。
まわりからの期待に応えて感謝されれば、自然にやりがいを感じられるようになるでしょう。
事務職のやりがい③ 汎用的なスキルやビジネスマナーが身につく
事務職のやりがいの3つ目は、「汎用的なスキルやビジネスマナーが身につく」です。
事務職はワードやエクセルなど、一般的なツールを使用する機会が多くあります。汎用的なスキルは応用をきくので、いろいろな場面で活用できるでしょう。
また、電話や接客対応などの一般的なビジネスマナーも身につきます。仕事をする上で基本となるスキルを得られるので、できることが増えてやりがいも感じられるでしょう。
事務職で働くと、こんなメリットが
事務職は「安定している」というイメージがある人も多いでしょう。事務職で働く具体的なメリットについて、以下にあげてみます。
- 規則正しい生活ができる
- 休暇をとりやすい
- 未経験でもはじめやすい
事務職はマニュアルがあることが多いので、自分以外の人が代わりにできる仕事もたくさんあります。またデスクワークが多く、外出が少なくて済むのも事務職の特徴です。
そのため、規則正しい働き方がしやすく、休暇も比較的とりやすいでしょう。自分のペースで働きやすい仕事と言えます。
反対に「会社にずっといると息苦しいので、定期的に外出したい」という人は、事務職に合わないかもしれません。
事務職にはデメリットもある
事務職にも、当然デメリットは存在します。事務職の主なデメリットについて、以下にあげてみましょう。
- 同じことのくり返しで飽きる
- パソコン仕事が多くて疲れる
- 年収が低い
- 専門的なスキルが得られない
1日中パソコンに向かうこともあり、肩こりや目の疲れ、頭痛などで悩むことになるかもしれません。
また、専門性が高い仕事は別の人に任せることが多いので、専門的なスキルはなかなか得られません。そのため高い評価を受けにくく、年収も低い傾向にあります。
「替えの利かない存在になりたい」と思う人は、専門性の高い他の仕事を検討した方が良いかもしれません。
事務職の仕事は幅広い
事務職の仕事内容は、非常に広範囲にわたります。具体的な仕事内容について、以下にあげてみましょう。
- 電話の応対
- 来客対応
- データの入力、集計
- 書類の作成、整理
- 郵便物や宅配便の準備、発送、仕分け
- 会議室等の準備、調整
- 備品の管理
- 伝票の管理
役割分担はあるにせよ、これらを限られた時間で正確に処理していく必要があります。真面目にコツコツと処理することができる人は、事務職の仕事に適正があると言えるでしょう。
事務職は比較的効率化をはかりやすい仕事です。仕事の効率化を考え成果をだすことで、やりがいを感じることもできるでしょう。
事務職に求められるスキルとは
ここまでにも説明したように、事務職にはパソコンなどのスキルが求められます。その他にも、以下のようなスキルが必要になるでしょう。
- 事務処理能力
- コミュニケーションスキル
- ビジネスマナー
- 文章作成能力
仕事は人間関係がとても重要です。そのためどんな業務にも、コミュニケーションスキルは必要となります。
「コミュニケーションをとるのは苦手だ」と思った人もいるかもしれません。しかし、心配しなくても大丈夫です。
事務職は仕事内容が幅広いので、役割分担などで調整できる場合があります。苦手なことは上司と相談し、自分の強みを活かせる働き方ができるよう協力してもらうと良いでしょう。
事務職でやりがいを感じられるのはこんな人
ここまでを整理すると、事務職に向いていてやりがいを感じられる人は、以下のような特徴があると言えます。
- 時間に正確
- デスクワークが好き
- ミスが少ない
- パソコンのスキルがある
- ルールを守れる
几帳面な人、真面目でコツコツできる人が、事務職に向いていると言えるでしょう。規則正しい生活をくり返すことで「落ち着く」と思える人は、事務職の仕事をおすすめします。
反対に「毎日同じことのくり返しじゃつまらない」という人は、事務職にはあまり向いていないでしょう。
自分の仕事の仕方を思い返してみてください。自分が事務職でやりがいを感じられるか、あらためて考えてみましょう。
まとめ:事務職でやりがいを感じながら働こう
今回は「事務職で感じられるやりがい」について、その特徴やメリット・デメリットを説明しました。
もし、今の仕事よりも事務職の方がやりがいを感じられると思ったら、まずは転職活動をしてみるのが良いでしょう。転職活動をすることで、自分を客観的に見つめることができます。
とくに転職エージェントに無料登録して相談してみるのがおすすめです。筆者は転職エージェントを利用して転職しましたが、結果的に転職しなくても大丈夫です。
新しい視点でものごとを見ることができれば、悩んでいたモヤモヤが解消されるかもしれません。行動しなければ変わらないので、思ったらすぐに行動してみましょう。