仕事

頑張るほどうまくいかない。その理由とうまくいく考え方とは

「頑張れば頑張るほど、うまくいかない」「自分では努力しているつもりなのに、上司から評価してもらえない」そんないきづまりを感じることはありませんか?

なんとかしたいけど、何をやってもうまくいかないと悩んでしまいますよね。気持ちばかりがあせってしまい、どんどん悪い方向にいってしまいます。

この記事では、そんなあなたに「うまくいかない理由とうまくいくための考え方」を説明しています。この記事を読めば、仕事で成果を出すための考え方がわかるでしょう。

むずかしく考えすぎると逆効果ですので、最後まで気軽に読んでみてください。そして、できることからやってみるようにしましょう。

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なぜ頑張れば頑張るほどうまくいかないのか

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自分では頑張っていると思うのに、なぜうまくいかないのでしょう。それは、自分の頑張りがまわりの人の意識とずれているからかもしれません。

頑張る方向性がまわりとずれていれば、どんなに頑張っても評価はされないでしょう。

山登りでみんなが頂上に向かって歩っているのに、一人だけ違う方向に行ってしまうイメージです。まわりからは「あの人は何をやってるんだろう?」と思われるでしょう。

いくらまわりに「自分は頑張っている」と主張しても、あなたの努力は伝わりません。努力は正しい方向にする必要があるのです。

頑張れば頑張るほどうまくいかない3つの理由

ここからは、頑張れば頑張るほどうまくいかない理由を3つあげて説明します。その3つとは、以下になります。

頑張るほどうまくいかない理由
  • 考えていない
  • 真面目すぎる
  • 自己流すぎる

「考えていない」や「真面目すぎる」については、自分の内面的なことです。自分の思考のクセなどを理解して、意識を変えていく必要があるでしょう。

反対に「自己流すぎる」は、対外的なことです。まわりの人のことを考えて、うまく協調していくことを考えていきます。

次の章から1つずつ、詳しく説明していきます。自分の考えにこだわらないように、リラックスして読んでいきましょう。

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頑張るほどうまくいかない理由① 考えていない

頑張るほどうまくいかない理由の1つ目は、「考えていない」です。「頑張っている」と言いながら、「上司に言われたことをしているだけ」になってはいないでしょうか。

自分ではなにも考えずに「ただ頑張っているだけ」では、うまくいくはずがありません。何かあると「言われたからやりました」では、指示待ち人間と言われてしまうでしょう。

仕事の指示をされたときは、指示の意図を理解して頑張る必要があります。「もし自分が相手の立場なら」と考え、必要があれば相手に確認してからとりかかるのが良いでしょう。

頑張るほどうまくいかない理由② 真面目すぎる

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頑張るほどうまくいかない理由の2つ目は、「真面目すぎる」です。「こうしなければいけない」と思い込んでしまうと、うまくいかなくなることがあります。

前の章でも説明したとおり、真面目にひたすら頑張っても方向性がずれていてはうまくいきません。自分がなにを求められているのか、きちんとイメージしてから行動しましょう。

もし成果が同じであれば、必死に頑張るより楽な方が良いですよね。自分の経験や知識を活かして、どうすれば楽に仕事をこなせるようになるのかを考えてみましょう。

頑張るほどうまくいかない理由③ 自己流すぎる

頑張るほどうまくいかない理由の3つ目は、「自己流すぎる」です。仕事のやり方が、自分勝手な自己流になっていないでしょうか。

自分のやりやすさでルールを無視しては、まわりの人が迷惑してしまいます。「個人で成果が出れば良い」という考え方では、仕事はうまくはいかないでしょう。

とくにデータ入力など複数名で同じ作業をする場合では、たいした違いでなくてもまわりの人はやりづらく感じることがあります。

協調性をもって、チームで共に創り上げる「共創」を目指しましょう。そうすることで、継続的に成果を出すことができます。

「頑張るほどうまくいかない」なら頑張らない

ここまで、頑張れば頑張るほどうまくいかない理由について説明してきました。これらの理由を見ると、あなたは仕事に対して力が入り過ぎているのかもしれません。

いくら頑張っても、まわりと歯車がかみ合わないことは当然あります。環境なども影響するので、すべてあなたが悪いわけではありません。

いったん無理して頑張るのをやめて、落ち着いてみてはいかがでしょうか。「○○しなければいけない」という気持ちを、いったん忘れてみましょう。

うまくいくための3つの考え方を知ろう

頑張ることを一度やめたところで、ここからは「うまくいくための考え方」について説明します。これも、以下に3つあげてみます。

うまくいくための考え方
  • 目的を理解する
  • 適当にやる
  • うまくいっている人を真似る

次の章から1つずつ説明しますが、あくまで考え方なので具体的な行動は自分で考えてみましょう。読みながら自分の行動を振り返り、思ったことなどをメモしてください。

その際は、自分ができる範囲の行動に限定しましょう。まわりを変えることは非常に難しいので、まずは自分で変えられる範囲に集中することが大切です。

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うまくいくための考え方① 目的を理解する

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うまくいくための考え方の1つ目は、「目的を理解する」です。冷静になって根本にある「目的」を考えてみましょう。

山登りでいうと「山頂に到達する」というゴールを、きちんと把握するということです。

目的から考えると、正しい方向性がわかるようになります。山頂を目指すことがわかっていれば、途中にトラブルがあっても方向がずれたりしないでしょう。

ゴールを決めてそこから考えていくと、ものごとをシンプルに考えられるようになります。

うまくいくための考え方② 適当にやる

うまくいくための考え方の2つ目は、「適当にやる」です。「適当」は「いい加減」という意味ではありません。

ここで言う「適当」とは、「ちょうど良い」という意味です。頑張り過ぎずにちょうど良くできることを目指しましょう。

頭が良い人の多くは、自分が勉強を頑張っているとは思っていません。ゲーム感覚で、楽しみながら勉強するやり方を知っているのです。

嫌なことを無理して頑張るのは、長続きしません。「楽しみながらできないか」と工夫してやってみると適当な力加減になり、うまくいくことも出てくるでしょう。

うまくいくための考え方③ うまくいっている人を真似る

うまくいくための考え方の3つ目は、「うまくいっている人を真似る」です。

うまくいっていない人ほど、自分のやり方にこだわってしまいます。しかし、その「自分のやり方」は、うまくいったことのないやり方です。

人の真似をすることは、決して恥ずかしくありません。むしろ効率的と言えるので、どんどん真似していきましょう。

ただし、真似される人が不快な思いをしないような配慮は必要です。「とても良いやり方なので真似させてください」と許可を得るなどすれば、相手も悪い気はしないでしょう。

まとめ:正しく頑張って、仕事で成果を出そう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4895962

今回は「うまくいかない理由とうまくいくための考え方」について説明しました。

仕事でうまくいくためには、努力が必要です。しかし「努力は必ずむくわれる」とは言い切れません。

あなたがこれからすべきことは、小さいことからでもどんどん行動して成功体験をつくることです。

正しい方向に頑張ることができれば、小さな成功が積み重なってやがて大きな成功になります。上司から評価してもらえるよう、正しく頑張り成果を出せるようにしましょう。